2021年7月28日16:49
フェリカポケットマーケティングは、広島県広島市を中心とする広島広域都市圏の「広島広域都市圏地域共通ポイント制度」に、「よむすび」の持つ地域ポイント機能をはじめとするソリューションを提供し、2021年7月26日、「広島広域都市圏ポイントアプリ」(リージョナルスーパーアプリ)をリリースした。
同社が地域ごとの展開をめざすリージョナルスーパーアプリ(RSA)とは、2020年4月から導入を開始している地域のコミュニケーションプラットフォーム「よむすび」を基盤として、地域通貨・地域ポイントなどの決済機能をメインに、さまざまな分野の機能をミニアプリとして搭載できる。RSAでは、同社が各自治体に提供している健康やSDGsなどのアプリをはじめ、地域住民の利便性を高める機能を、ミニアプリとして地域ごとにカスタマイズして提供することが可能だという。今回リリースされた「広島広域都市圏ポイントアプリ」は、行政のDXを加速させ、地域住民と行政・地域店舗や事業者を結ぶ「よむすび」をRSAとしてリリースする第一弾となる。
広島広域都市圏地域共通ポイント制度は、2018年10月に開始された、圏域内の地域資源や地域産業が付加価値を生み続ける、経済活力とにぎわいに満ちた都市圏を目指している。これまで、地域共通のポイントを貯める・利用するなどといったサービスを、ICカードを用いて提供してきたが、ICカードと併用可能な「広島広域都市圏ポイントアプリ」のリリースにより、居住地や生活スタイルにかかわらずサービスの提供が可能になる。アプリ上でユーザー登録ができ、ポイント交換や抽選に申し込むことができるとしている。
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ペイメントナビ編集部
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