2021年11月9日8:20
ファーストキッチンは、2021年12月15日から、顔認証決済の実証実験を一部の店舗において開始すると発表した。コロナ禍により、安心安全を確保した接触機会を減らすべく、利便性の高いキャッシュレス化に取り組むという。
同実証実験の期間中は、お得な『顔登録者様専用VIPクーポン』も用意する。また、アプリ会員専用クーポンもクーポン番号を入力せずに利用可能となる。事前に顔登録をしすれば、携帯を持たなくても、利用者の顔1つで、お得なクーポンを利用して、スムーズに注文・会計が可能になるそうだ。
同実験では、2021年12月1日〜14日は関係者を対象に、ウェンディーズ・ファーストキッチン赤坂見附店で先行実証実験を実施。顔認証決済を用いることで、利用者は、手ぶらで注文から会計ができる環境を最終確認する。2021年12月15日〜2022年2月28日は、一般顧客へ対象を広げ、店舗もウェンディーズ・ファーストキッチン赤坂見附店、ウェンディーズ・ファーストキッチン渋谷センター街店、ファーストキッチン自由が丘店の3店舗に拡大し、実証実験を体感してもらう。
同実証実験において、セルフレジでの注文時間の短縮や、より満足感の高い顧客サービスを実現するために、顧客の来店履歴、購買履歴、推定される属性を取得する。カメラデバイスの映像は、特徴を示すデータを抽出後、即時破棄するそうだ。また取得したデータに個人を特定する情報は一切含んでいないとしている。
なお、今回の実証実験は、プラネット、日本コンピュータビジョン、PopID、バリューデザイン、SBペイメントサービスの協力を得ている。