2011年2月15日8:09
楽天と楽天グループのビットワレットは2011年2月16日から、「おサイフケータイ」機能を搭載した従来型の携帯端末専用の両社の基幹アプリを統合し、楽天ユーザーを対象に「楽天Edyアプリ」として、順次提供を開始すると発表した。
楽天Edyアプリは、無料で提供する携帯専用のアプリで、楽天ユーザーは、新アプリをダウンロードするだけで、その携帯端末でEdyを利用でき、全国25万5,000箇所以上のEdy加盟店でショッピングが可能だ。また、楽天スーパーポイントを貯める設定が可能で、楽天市場や楽天トラベルなどで開催するEdyのキャンペーン情報なども閲覧できるという。
楽天は、2008年7月に携帯専用「楽天アプリ」を開発し、携帯端末のEdyの利用金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まるサービスなどを提供していた。一方、ビットワレットは、2004年7月から携帯専用「Edyアプリ」の提供を開始し、楽天スーパーポイントやANAのマイルなどが貯められるサービスをはじめ、さまざまなサービスを展開してきた。今回、ビットワレットが2010年1月から楽天グループ入りしたことから、楽天アプリとEdyアプリを統合し、楽天ユーザーを対象とした新アプリを提供することとなになった。
なお、従来までの楽天アプリを利用しているユーザーは、新アプリのダウンロードが必要となる。また、楽天スーパーポイント以外のポイント(マイル)を貯めているEdyアプリユーザーは、引き続きサービスを利用できる。