2022年4月7日13:00
「第31回 Japan IT Week 春」(主催:RX Japan)が2022年4月6日~8日まで東京ビッグサイト 東ホールで開催されている。会場では、12の専門展を同時に開催され、IT関連の製品やサービスが紹介されている。
ナノコネクトのブースでは、AI開発、アプリ開発、ウェブシステム開発の事例が紹介されていた。ジィ・シィ企画の従業員向けヘルスケアアプリ「NUCADOCO」では、健康状態によってアバターの体系や表情、モーションが変化する。また、健康の目標、バランスの良い食事、運動、睡眠によってポイントが付与される。
アスタリスクのブースでは、RFIDを活用したアパレルなどに向けたサービスを展示。RFID読取端末とセルフ決済端末を加えたセルフレジはアパレル企業などから引き合いがあり、ローンチを予定しているそうだ。
ランチェスターのアプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」は、ニュース、クーポン、店舗の紹介、アイテム紹介、会員証、スタンプカード(開発中)など、リテールに特化した機能を搭載しているという。
流通向けのPOSレジ、販売管理システムなどの各種サービスを提供するGROWITは、クラウドPOSやiPadを活用したレジシステムを紹介した。三井住友カードの「stera termial」と連携している。
アイニックスは、韓国・ソルエム社の電子ペーパーを搭載した液晶ラベルを活用した「無人決済 タッチでPay」のデモを実施。棚札の液晶パネルにスマホをかざすと、NFC機能により商品情報が表示され、それをカートに追加してカード決済が可能となる。
トマトランドは要望に合わせて、企業などに合った什器を製作できるのが強みとなる。会場では、セルフ精算機、カートなどが展示されていた。
Tangerineは、店舗の来店計測を実現する「STORE360」を紹介した。「STORE360」は、ビーコン機能を活用し、来店客の店頭流量、来店数、滞留時間などデータを購買・会員等のマスターデータと統合し、 AI自動分析機能ができるという。店舗は面倒な分析をせずとも顧客分析が可能になるそうだ。
KWDは、メタバースショッピングモール「WENO MALL」を紹介。利用者は、アバターを操作して、実店舗にいるようなバーチャルショッピングを利用できるという。
ウェルコムデザインは、セルフオーダーやテイクアウトに対応した「キオスクオーダー」を紹介した。ネットスターズの「StarPay-Order」は、1つのQRコードで複数の決済サービスに対応可能だ。
ネットプロテクションズは、国内の後払い市場で、約4割のシェアを誇るという。同社では、年間ユニークユーザー数が1,450万人、年間流通額2,900億円の「NP後払い」、一括後払いが可能な「atone」といったサービスを紹介した。
ecbeingは、ECサイト構築プラットフォーム 「ecbeing」、法人向けのECサイト構築プラットフォーム 「ecbeing BtoB」、クラウド型EC 「メルカート」、Instagramの写真や動画を活用できる「visumo(ビジュモ)」など、eビジネスプラットフォームを紹介した。
GMOメイクショップでは、業界屈指の機能数を誇るecカートシステム「MakeShop」をカスタマイズした、ECサイト構築システム「GMOクラウドEC」を紹介した。
DIGITALIOは、初期費用・月額費用無料で、 PayPayやAmazonギフト券、 Apple Gift Card、 Google Play ギフトコード、 QUOカードPay、 PeXポイントギフトなどに交換可能なデジタルギフト「デジコ」を紹介した。
ウィナスは、レシート応募型マストバイキャンペーンを実施できる「istumon Receipt」、商品購入レシートでポイントを貯めて景品へ応募できる「itsumon Mileage」、デジタルギフトサービスを紹介した。
タイムリープは、遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を紹介。RURAでは、 遠隔での接客対応により、チェックインや会計のセルフ化を進めることができる。スタッフを映しての接客、アバターを通しての接客などを選択できる。
かっこは、不正注文検知サービスとして、国内で屈指の実績を誇る「O-PLUX」等のサービスを紹介した。
SHOWCASEは、オンライン本人確認/カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」を紹介。本人確認は、 PCやスマートフォンから本人容貌、 本人確認書類、 ランダム画像等を撮影することで即時完了する。
TIプランニング ペイメントナビ編集部は、「カード決済&リテールサービスの強化書2022」を配布している。