2022年8月23日7:50
バリューデザインは、クラウド型の独自Pay(店舗独自ブランドの電子マネー)発行サービス「Value Card」を利用中の企業に対し、総務省が実施するマイナポイント事業「マイナポイント第2弾」への参加を第1弾に続き、支援すると発表した。
バリューデザインは、クラウド型の独自Pay発行サービス「Value Card」をマイナポイントの付与システム「マイキープラットフォーム」と接続し、導入企業各社の発行する独自Pay(ハウス電子マネー)を消費者が利用した時に、その利用実績に応じてマイナポイントを付与するシステムを提供している。導入企業各社は、同システムを活用し、自社の独自Payを事務局へ申請、承認されるとマイナポイント付与対象決済サービスとして登録される。
これにより導入企業各社は、利用者に対し、マイナポイント付与先として自社の独自Payを案内でき、新規会員の獲得や利用促進につなげることが可能だ。現在、トライアルフィナンシャルサービス、コーナン商事、オークワをはじめ10社が登録をしている。
なお、独自Payは、自社ブランドのみで利用できる事前チャージ式の決済手段であるため、企業にとっては利用者の他店への流出を防ぐことができ、継続的に利用してもらうサイクルを作ることで、ロイヤルカスタマーの育成につながるという。また、利用者においては、利用頻度の高い店舗にマイナポイントを紐づけることで、付与されたポイントを使うことが可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト