2023年11月13日7:20
GOは、タクシーアプリ「GO」は、増加するインバウンドユーザーのタクシー乗車体験向上のため、訪日外客の利用対応を本格的に開始した。2023年11月10日より海外の携帯電話番号によるユーザー登録の対応を開始し、すでにスタートしている各種海外アプリとの連携による「GO」加盟タクシー車両の呼び出しに加え、「GO」ダウンロードによるすべてのサービス利用が可能となる。
「GO」は、これまで訪日外客向けサービスとして、各国ですでに浸透している交通アプリ、韓国「Kakao T」・東南アジア「Grab」・中国「Alipay」・「Ctrip」と連携を行い、日本国内での同アプリ使用時にGO加盟タクシー車両を呼び出すことができるサービス提供を行ってきた。2022年よりスタートした同連携は延べ13万人以上が利用しており、特に訪日1位を占める韓国では、訪日客のうちタクシーを利用する人数の約6割が「Kakao T」と「GO」の連携サービスを利用している。
GOでは、インバウンド増加を踏まえたサービス強化を行うべく、インバウンド客への調査を実施した結果、根強いキャッシュ文化が存在する日本での移動は、ルールの独自性が高く、駅などランドマークから目的地への移動に困難な印象を持たれやすいということが把握できたという。また、アメリカ在住者の「GO」ダウンロード数は、アメリカからの訪日客でタクシーを利用する人数の約4割規模となっており、海外発行の携帯電話番号登録開始を待つ利用者がいることがわかった。
今回、海外の携帯電話番号によるユーザー登録の対応を開始。アプリ内英語表記や海外発行のクレジットカード登録にも対応しているため、インバウンドの利用者は、各アプリストアから「GO」をダウンロードし、クレジットカードを登録することによって、日本国内でタクシーが呼べることに加え、「AI予約」やスライドドア車両指定などの条件での注文、流しでの乗車時の「GO Pay」利用などすべての機能を利用可能となる。また、利用する端末の言語設定を日本語以外に設定している人の場合は、乗務員との待ち合わせ時の名前確認が自動的に待ち合わせ番号確認となるため、言語に自信のない利用者・乗務員もスムーズに乗車できるとした。
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ペイメントナビ編集部
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