2024年4月25日8:10
あと払い(BNPL)サービス「ペイディ」を展開するPaidyは、新しいCMキャラクターにゆりやんレトリィバァさんと満島真之介さんを起用し、2024 年4月22日に渋谷ストリームホールで発表会を開いた。Paidy CSOのコバリ・クレチマーリ・シルビア氏がペイメントナビの単独インタビューに応じ、今年10月にサービス開始から10周年を迎えるにあたって、ペイディの事業拡大を進めるための戦略の一端を語った。(ライター:小島清利)
意志のある買い物を通して、
ポジティブな生活を叶える
新TVCM「ペイディ どう払っても大正解」篇は4月24日から、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌エリアで放送を開始。個々人がライフスタイルに合った方法で主体的に支払い方法を選択し、自分らしく、意志のある買い物を通して、ポジティブな生活を叶えて欲しいというペイディの想いを形にした。
具体的には、CMキャラクターに起用した、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんと、俳優の満島真之介さんが、二人の趣味や個性を反映し、ペイディのブランドカラーであるマゼンダとパープルを基調とした部屋を舞台に、誰もが自分に合った方法で主体的に買い物ができる「どう払っても大正解」な魅力をポップに表現している。
今年10月にサービス開始から10周年を迎えるペイディは、買い物を夢や目標を後押しするポジティブな行動と捉え、全ての人が自身のライフスタイルに合わせて楽しく賢く、自分らしく意志のある買い物ができる環境づくりに取り組んでいる。ゆりやんさんと満島さんの起用は、「常に新しいことに前向きにチャレンジして活躍されている姿に感銘を受け、ペイディの10周年をともに盛り上げていただくメッセンジャー」として期待しているという。
分割あと払いのバリエーションを増やし、
高額商品でも支払いやすく
インタビューに応じたシルビア氏は「ペイディはここ数年倍々の勢いで伸びていますが、コアユーザーである20歳代~30歳代の若い世代の中でも、まだペイディを知らない人もいます。テレビCMは、知名度の向上だけでなく、ステークホルダーに対する信頼の構築にとっても重要なツールであり、昨年もテレビCMに資金を投下し、大きな効果がありました」と語る。
シルビア氏はハンガリー出身で、東京大学教養学部卒業後、ストラテジストとして広告会社のJ. Walter Thompson(JWT)に入社。2006年にアメリカ本社に転勤し、以降、ニューヨークと東京を拠点に5大陸のフォーチューン500、日系大手企業の事業戦略・マーケティング戦略を手掛けてきた。電通、アーンスト・アンド・ヤング、Netflixを経て、2019年12月からPaidyのCSOとして、最高戦略責任者を担うほか、マーケティング、PR、UXのデザインのすべてを統括している。
ペイディはスマホだけで欲しいものを今すぐ購入できて、支払いをまとめて後から行う「BNPL」サービス。翌月一括あと払いに加え、最大36回の分割手数料無料(口座振替・銀行振込のみ)の分割あと払いが利用できるのが特徴で、直感的で操作性抜群のペイディアプリのダウンロード数は1400万となった。
シルビア氏は「分割あと払いのバリエーションを増やしたことで、パソコンやスマートフォンなどの高額商品でも、使いやすくなったと好評です。また、すぐ払いサービスやバーチャルカードとリアルカードでも分割払いが可能になるなど、ユーザーの都合に合わせた使い勝手の良いサービスとして、成長を続けています」と話す。
加盟店のDX支援…日本を元気にするエコシステム構築
PayPalとの相乗効果が広がる、成長加速へ
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