2024年5月13日17:10
楽天証券は、2024年5月13日から、NISA口座の成長投資枠でも利用できる新しいロボアドバイザー「ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)」の提供を開始すると発表した。同サービスは、ウェルスナビと、楽天投信投資顧問との業務提携により実現したサービスで、それぞれの強みを活かした新しい資産運用サポートサービスであるそうだ。
「ウェルスナビ×R」は、6つの質問に答えると、利用者のリスク許容度にあったポートフォリオを提案、それに沿った専用投資信託を販売する楽天証券専用のサービスだ。投資信託はリスク許容度に応じた5種類で、すべてウェルスナビが投資助言を行い、楽天投信投資顧問が運用する。これにより、ウェルスナビが提供する「WealthNavi」の最適ポートフォリオでの資産運用を投資信託でも行えるようになり、自分でポートフォリオを考えたり商品選びに悩むことなく、資産運用が始められるようになる。 運用中は、楽天証券の各種サポートに加え、ウェルスナビからも資産運用に役立つメールを配信するなど、利用者の中長期投資をサポートする。また、「ウェルスナビ×R」の投資信託を積み立てる際に、「楽天カード」や「楽天キャッシュ(オンライン電子マネー)」を利用することで、積立額に応じて「楽天ポイント」が貯まるほか、貯まった「楽天ポイント」を使った「ポイント投資」で「ウェルスナビ×R」の購入・積立も可能だ。なお、5つの投資信託はすべて、NISA口座の成長投資枠の対象となる。
また、同サービス開始を記念して、抽選で総勢2,130名に現金最大10万円をプレゼントする「現金最大10万円が当たる!【ウェルスナビ×R 】リリース記念キャンペーン!」を実施するという。
楽天証券は、ロボアドバイザーサービスとして、投資信託で運用できる「らくらく投資」と投資一任型の「楽ラップ」を提供している。「らくらく投資」は、NISA口座のつみたて投資枠・成長投資枠どちらにも対応しており、これから投資をはじめる人が活用してもらいやすいサービスだという。「楽ラップ」は、ポートフォリオ運用を投資のプロに任せる投資一任サービスで、大きな資産額の運用をしたい人に適していると考えているそうだ。 今回提供開始する「ウェルスナビ×R」は、20~50代の働く世代を中心に幅広く利用されている投資一任型のロボアドバイザー「WealthNavi」の運用体験を、ウェルスナビとして初めてとなる投資信託を活用した資産運用サービスとなる。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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