「スマレジ・タイムカード」令和6年定額減税の対応機能を提供(スマレジ)

2024年5月13日17:10

iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」を展開するスマレジは、同社で扱うクラウド勤怠管理システム「スマレジ・タイムカード」において、2024年6月から開始される定額減税制度への対応機能をリリースした。

「スマレジ・タイムカード」令和6年定額減税の対応機能を提供開始(スマレジ)

定額減税とは、政府が物価上昇による家計負担の軽減を行う目的で、令和6年度の税制改正で決定された政策だ。システムが定額減税に対応しない場合、給与計算業務において、①従業員ごとに減税額を算出し、源泉徴収する税額を計算して管理する、②従業員ごとに毎月の定額減税の繰越額を計算して管理する(控除前税額から控除しきれなかった場合、翌月に繰り越される)、③上記控除金額を加味した年末調整、という作業が発生し、実務負担が増大することが見込まれる。

「スマレジ・タイムカード」は、クラウド上で従業員の勤怠管理から給与計算、帳簿管理まで一元管理。利用者の手間やコストをかけることなく、システムアップデートで法改正に対応可能だという。

今回のアップデートにより、対象者の判別6月1日時点の在籍従業員に対して、定額減税の対象になる従業員を自動判定する。また、減税額の自動計算配偶者・扶養親族の情報をもとに、対象従業員に対し減税額を自動計算する。さらに、毎月の給与や賞与から自動で減税処理する(所得税のみ減額)。住民税においては市町村から発行される「住民税決定通知書」を元にしますので、システム側での計算は不要だ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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