「ワズアップ!」と連携して日本発「LINEによる実店舗の入荷お知らせ」可能に(フューチャーショップ)

2024年6月4日15:45

フューチャーショップは、ファナティックが提供するLINE自動配信ツール「ワズアップ!」との連携を強化した。「futureshop」と「ワズアップ!」は2019年より連携していたが、このほどAPI連携をベースとした連携機能を強化した。これにより「futureshop」または「futureshop omni-channel」を利用するEC事業者は、より迅速かつ正確に連携された商品データをLINEで配信できるようになったほか、日本初となる「LINEによる実店舗の入荷お知らせ」を利用できるという。

「LINEによる実店舗の入荷お知らせ」(フューチャーショップ)

「ワズアップ!」は、LINEのセグメント配信によるCRMを実店舗でもECサイトでも実現できるサービスだという。利用者は会員登録やID連携の必要がなく、LINEだけで登録できる。

なお、利用者が商品の入荷通知をECサイトまたは実店舗でリクエストすれば、ECサイトでの入荷に加え、最寄りの実店舗での入荷まで自動で通知されるようになる。通知は再入荷商品に加え、予約商品も可能だ。また、利用者は会員登録やID連携なしに、LINEの友だち追加のみで通知をリクエストすることができるので、購入までのハードルを下げることができるという。

また入荷のお知らせによる来店促進だけでなく、どの実店舗でどれだけ通知がリクエストされたかのデータを商品生産計画などに活用することもできるそうだ。商品の追加生産や在庫の振り分けに活かして在庫ロスの軽減を図るといった活用が可能だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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