POSレジ「パワクラ」が「CROSS MALL」と連携(タスネット)

2024年6月10日17:56

タスネットは、同社が提供する小売店・アパレルのためのクラウド型POSレジ「PowerPOSクラウド(以下パワクラ)」は、アイルが提供する複数ネットショップ一元管理ASP サービス「CROSS MALL(クロスモール)」と、2024年5月7日より在庫・受注データの連携を開始したと発表した。

パワクラ × CROSS MALL(タスネット)

このほど、「パワクラ」は「CROSS MALL」が提供するAPIを使用した在庫データ・受注データの連携に標準対応した。「パワクラ」を導入する企業は、実店舗とECサイトで在庫データを共有し、ピッキング作業をシステム化することで在庫コストダウンと業務効率アップを実現できるという。

実店舗・自社倉庫の在庫増減は「CROSS MALL」に自動反映される。また、複数拠点の在庫を合計して連携できるそうだ。ECサイト専用の在庫を抱える必要がなくなり、また今ある在庫を最大限に露出できるため「売れ残り最小化」と「売り上げ最大化」を同時に実現可能だ。

利用者はECサイト注文が入ると、実店舗のレジから取り置き指示レシートが自動印刷される。店頭在庫を確認して直ちにピッキングすることで「売り越し」を防止できるという。取り置き指示は最新の在庫状況をもとにそれぞれの実店舗へ自動的に割り当てる。割り当ての優先ルールは柔軟に設定可能だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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