2024年6月13日8:48
北陸銀行は、公益財団法人日本財団と「遺言を活用した遺贈寄付に関する協定」を締結し、日本財団へ遺言による寄付を希望する人に対して個別相談業務を開始した。
今回の協定は、遺言による寄付を希望する人の意向をスムーズに実現できるように、日本財団が具体的な相談先として同行を紹介し、同行は、遺言による寄付を希望する人に対して、要望に応じて、寄付先の候補として日本財団を紹介するなど、利用者の想いを実現するサポートをするという。
日本財団にとって地域金融機関との同協定の締結は初めてとなる。同協定を機に、同行と日本財団は、地域の活性化や社会貢献に協働して取り組むそうだ。
同行では、高齢化社会の進行を背景に、増加する相続に関する相談に幅広く対応するため、2019年4月より、銀行本体での信託業務の取り扱いを開始した。相談を受ける中で、社会貢献のための遺贈寄付を検討している人のニーズに応えるため、このほど、日本財団と遺贈に関する協定を締結することになった。
これにより、遺言による寄付を希望する人に対して、日本財団は、具体的な相談先として同行を紹介する。同行は、相続・信託業務で培った知見を活かし、寄付や遺言作成の手続き等について個別相談を受け、必要に応じて、遺言信託などの商品・サービスを提供する。また、同行は、遺言による寄付を希望する人に対して、要望に応じて、寄付先の候補として日本財団を紹介する。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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