越境販売拡大に向けて韓国のCtoCマーケットプレイス「雷市場」と連携(メルカリ)

2024年6月21日17:30

メルカリは、2024年6月20日より越境販売の経路拡大に向け、韓国CtoCマーケットプレイス大手「雷市場」(ポンジャン)を運営する雷市場と提携したと発表した。

アプリのイメージ(メルカリ)

メルカリは、中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開に力を入れており、2019年から越境販売を開始し、国内だけでなく海外の利用者を含めた循環型社会の実現を推進しているそうだ。2023年2月には新たに越境EC事業者との連携を拡大し始め、連携企業数は累計で70社以上となった。

また、2024年4月に海外の利用者の多言語対応へのニーズに合わせて、Webページの多言語(英語・繁体字・中国語・韓国語)対応を開始している。韓国の中古取引市場は2023年に30兆ウォン(約3.4兆円)を超え、15年で約7.5倍成長している。また2025年には43兆ウォン(約4.9兆円)に規模に拡大すると予測されているそうだ。

特に、韓国では「メルカリ」の商品でメンズファッションカテゴリーの取引が多く、日本限定版のキャラクターグッズや、トレーディングカードなども人気が高い傾向があり、韓国大手のCtoCマーケットプレイスである「雷市場」との連携を行うことで、CtoC取引の国境をなくし、出品者と購入者の両方により豊かなリコマース体験の提供を目指すそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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