「Buyee」が「ECMS Express」のアメリカ向け配送料を値下げ(tenso)

2024年7月23日17:27

BEENOSの「連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは、Buyeeで利用できる「ECMS Express」のアメリカ向け送料の大幅値下げを実施した。

1,490円~、最大49%offの送料で北米の流通を拡大(tenso)

従来のアメリカ向けECMS利用時の送料から16~49%の値下げを実現し、業界でも最安値水準を達成したという。北米はBuyeeで最も利用者の多いエリアとなり、越境ECを通した商品購入のハードルとなる送料値下げを行うことで、同地域の顧客利便性向上と国内企業の流通拡大への貢献を目指す。

Buyee(バイイー)では、海外の顧客が越境ECを通じて日本から商品を購入する際の負担低減のため、さまざまな独自の国際配送プランを提供してきた。

2021年2月に実施したアメリカ向け配送料の値下げは、コロナ禍によるEC需要の拡大やホビー商材需要の増加とともに同地域の流通拡大に貢献し、2021年第二四半期決算にBuyeeの流通総額のシェアでアメリカが初の1位となった。その後もアメリカ向け配送サービスの拡充を継続し、2021年から現在まで、Buyeeにおける流通総額1位はアメリカとなっている。

今回値下げを実施した「ECMS Express」のBuyee独自プランでは、配送日数に7~14日ほど要し、 Buyeeで利用可能な他のエコノミーサービスよりも長い一方で、これまでのアメリカ向けECMS Express送料よりも16~49%お得なプランとなる。アメリカ向け配送で業界最安値水準を実現し、1,490円から配送が可能だ。値下げ実施から調整期間中の1週間の計測では、新プランの利用率が13倍に伸長している。

Buyeeは、今後も各国の需要に柔軟に応じた配送プランの開発を継続し、日本からの商品購入体験の利便性向上とハードルの低減することで、国内企業の流通拡大につなげるという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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