2024年8月7日13:15
ゼウスは、イーシーキューブが開発・提供するEC構築オープンソース「EC-CUBE 4.3」に対応した決済プラグインの提供を開始した。
EC事業者は、同社の決済プラグインを利用することにより、自社サイトにシステムの追加開発を行うことなく、クレジットカード決済、あと払い決済、銀行振込決済及びコンビニ決済を「初期費用・月額費用無料」で導入できるという。
なお、「EC-CUBE 4.3」は、2018年にリリースされたEC-CUBE4.0から14回のバージョンアップと、1,000件以上にも及ぶ機能追加・改善、不具合修正を経てリリースされたEC-CUBE4系の集大成となる最新版だ。同バージョンでは、フレームワークを最新のSymfony 6 / PHP 8.3にアップデートしたほか、Googleアナリティクス設定機能や新着商品ブロック動的表示機能といったマーケティングや売上UPに繋がる機能、メールテンプレート新規登録・削除機能といったサイト管理者の運用効率UPに繋がる機能、管理者が安心してサイト更新できるメンテナンス・デバックモードの通知機能など、コミュニティの要望が多いものを中心に機能追加・改善が実施されている。さらに、EC-CUBEの特徴でもある購入フローのカスタマイズ機構の改善も実施したそうだ。
ゼウスでは、EC-CUBEを利用の事業者向けの決済サービスはすべて「初期費用・月額費用0円」で導入できる料金プランを用意している。クレジットカード決済サービスでは、通常プランに加えて決済手数料2.45%で利用できるBtoB専用プランも用意しているほか、EMV 3-Dセキュアをはじめとするオプション機能も無料で提供している。あと払い決済サービスでは、コンビニ支払用の電子バーコードをメールで通知するペーパーレスな支払方法を採用しているため、請求書の発行・送付に関わる業務コストが削減できる。業界最安水準の決済手数料3.9%、請求処理料160円で提供しているそうだ。