2024年9月6日15:52
京浜急行電鉄(京急電鉄)は、2024年10月1日から、京急線全72駅(泉岳寺駅を除く)において、クレジットカードによる乗車券の発売を開始すると発表した。
同サービスは京急グループ第20次総合経営計画における重点事業展開「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用」を具体化する施策であり、社会的なキャッシュレス需要への対応も併せて実現するという。
同サービスは、羽田空港へ訪れるインバウンド顧客が、事前に両替などを行う必要なく目的地までの普通乗車券(きっぷ)の購入が可能となり、インバウンドの受け入れ体制強化と、さらなる利便性向上を図る。なお、クレジットカードにてきっぷを購入できる機器は、泉岳寺駅を除く京急線全72駅設置の自動券売機(日・英・中・韓の4言語対応)となり、駅係員を介さず利用者自身で購入できる。対応決済ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverとなる。
また、京急電鉄では、2024年5月に発表した「クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験」を2024年12月に開始する。まずは12月のサービス開始時にインバウンド顧客が多く利用する空港線を中心とした9駅で先行実施し、さらに2025年中には京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗り降りが可能となるよう準備を進める。
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ペイメントナビ編集部
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