2026年7月30日8:30
Bluetoothを活用したハンズフリー認証技術を開発するSinumyは、2025年9月以降に実施してきたプレシリーズA(エクステンション含む)ラウンドのクロージングが完了し、mint、Theta Times Venturesをはじめとする国内VC10社・金融機関2社による累計約5.55億円の資金調達が完了したと発表した。あわせて、今回の資金調達を機に世永 智也氏が取締役COOに就任し、事業推進とハンズフリー認証の社会実装の加速を目的とした新体制に移行する。また、デザインエンジニアの山中 俊治氏が、今後の社会実装に向けたUI/UX開発のアドバイザーとして参加する。

世界には視覚に障害のある方が約2.5億人、車椅子を利用する人が約7,500万人いるとされ、物理カードの提示・暗証番号の入力・スマートフォンの操作を前提とした既存の認証は、こうした人々にとって日常的な障壁となっているそうだ。実際、国土交通省は2026年度から新たなバリアフリー整備目標を掲げ、鉄道駅の券売機・改札口のバリアフリー化をはじめ、公共交通のバリアフリー化が政策的にも後押しされている。
一方で、バリアフリーのために生まれた技術が、結果としてすべての人の利便性を高める、いわゆる「カーブカット効果」が、認証の世界でも起こり得るとSinumyは考えているそうだ。歩道の段差をなくす「カーブカット」が車椅子利用者だけでなくベビーカーや旅行者をも助けたように、操作のいらない認証は、すべての人の移動と決済の体験を変えていくとみている。
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