EC加盟店の情報漏えいリスクを回避する「カード番号預かり決済サービス」(オリコ)

2011年6月6日15:16

オリエントコーポレーション(オリコ)は、EC決済代行サービスである「OricoPayment」に、カード番号漏洩リスクに対応した安全性を向上させる新機能「カード番号預かり決済サービス」を開発し、2011年6月6日から取り扱いを開始すると発表した。

現状、多くのEC加盟店では、ユーザーの初回購入時などに会員登録の一環として、氏名や連絡先といった個人情報に加え、クレジットカード番号や有効期限などのカード情報も登録することで、2回目以降の利用時にカード情報を入力せずに購入できる仕組みを導入している。しかし、その多くがクレジットカード情報を自らの顧客情報管理サーバで保管しているため、最近では「SQLインジェクション」などによりインターネット経由でEC加盟店のサーバを不正に操作する攻撃を受け、カード会員情報が大量に漏えいする事件が発生している。

オリコでは、そもそもリスクに繋がる情報をEC加盟店側で保持しない対応が必要であると考え、カード情報はOricoPaymentサーバで預かって決済を行うカード番号預かり決済サービスを新たにラインアップに追加した。EC加盟店は、同サービスを導入することで自社開発での大幅なコスト削減が可能となる。

EC加盟店のユーザーは、会員登録の際、初回のみカード情報を入力すれば、個人情報はオリコのデータセンターで保管するため、2回目以降はカード情報を入力せずに会員番号のみで購入が可能になる。また、EC加盟店が受け付けたユーザーのカード情報をオリコで保管し、情報の管理を行うため、加盟店では会員のID(識別子)を管理するだけで済むという。

EC加盟店は同サービスの導入により、ペイメントカードの国際セキュリティ基準である「PCI DSS」への準拠にかかる審査やシステム開発コストなどを大幅に軽減することが可能だ。

関連記事

ペイメントニュース最新情報

ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

決済シーンにdelight(ワクワク感)を!PCI P2PE 認定国内実績 No.1の「確かな信頼」を提供します(ルミーズ)
電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
決済領域を起点に多様なビジネスニーズに応える各種ソリューションを提供(インフキュリオン)
ReD ShieldやSift等の不正検知サービスを提供し、お客様の不正対策を支援(スクデット)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介(TOPPANデジタル)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)
チャージバック保証、不正検知・認証システムなどクレジットカード不正対策ソリューションを提供(アクル)

非対面業界唯一!!カード会社とダイレクト接続により、安心・安全・スピーディーで質の高い決済インフラサービスを提供。Eコマースの健全な発展に貢献する決済代行事業者(ソニーペイメントサービス)

stera terminalでお店のポイントがつけられる「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(ネットムーブ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP