日本でリヤカー付き電動アシスト自転車の新モデルを導入(Amazon)

2024年10月15日14:34

Amazonは、米国テネシー州ナッシュビルで開催されたイベント「Delivering The Future」において、現地時間の2024年10月9日、日本で導入するリヤカー付き電動アシスト自転車の新モデルを発表した。機能性や安全性能が向上した新モデルの投入により、 Amazonの商品を配達するデリバリーサービスパートナー(以下、DSP)が狭い路地や過密地域で安全・便利に配達できるよう、サポートを強化するそうだ。

日本でリヤカー付き電動アシスト自転車の新モデル(Amazon)

昨年から運用を開始したリヤカー付き電動アシスト自転車は、自動車での通行が難しい地域でより便利な配達を実現させるため、日本で独自に開発された。運転免許証を保有していなくても活用でき、温室効果ガスの排出量が少ない配達が可能だという。

今回、DSPからのフィードバックをもとに、より便利に配達を行えるよう、初代のリヤカー付き電動アシスト自転車を改良した。新モデルは、より強力なモーターを搭載し、漕ぎ出しが簡易なため、軽い力でスムーズに加速させることができ、坂道も走行しやすくなるそうだ。バッテリー性能も向上し、1回の充電による走行距離が約30%伸びた。さらに安全面でも、より高硬度な素材を採用することで耐荷重を高め、ブレーキ性能の強化で雨の日のより安全な運転をサポートする。

現在、33の都道府県において、リヤカー付き電動アシスト自転車が数百台導入されており、毎月その数は増加している。同電動アシスト自転車による配送の拡大は、年次イベント「Amazon Academy」で発表された、Amazonが日本国内でラストワンマイル配送とドライバーの働き方に関わる施策の拡大に向けて行う250億円の追加投資の一環となるそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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