TSUTAYAのノウハウを活用した「店舗コンサルティングサービス」提供（カルチュア・エクスペリエンス）

2024年11月27日8:54

カルチュア・エクスペリエンス（CX）は、これまで40年間におよび全国各地の加盟企業とともに約800店舗の「TSUTAYA」を運営するなかで培った運営力、企画力、分析力などのCXが持つ独自のノウハウをオープンに活用し、店舗を運営する他事業者様に向けて店舗運営を多方面からサポートする「店舗コンサルティングサービス」を2024年11月より開始する。

多店舗・実店舗・FCビジネス展開企業に向けて、店舗および事業の持続的成長の実現をサポート（CX）

具体的に、販促BPOソリューションとして販促物の企画やデザインから製造、配送までワンストップで提供する。また、用途に応じて販促物のデザイン制作や動画制作サービスから配信型デジタルサイネージの提供まで幅広く対応する。さらに、蔦屋書店やTSUTAYAなどCCCグループが展開する店舗をプロモーションの場所として提供するイベントプロデュースのご提案も可能だ。

新規出店における商圏設定からマーケットやターゲット分析などを含めた調査や店舗企画・コンセプト策定支援を行う。また、出店に際しては、コンセプトをもとに内装デザインからサイン計画、インテリアコーディネートまで、さまざまな視点から空間価値の高い店舗設計を提供するという。さらに、店舗運営を効率的に行う運営ツールの設計や作成も支援し、効率的な店舗運営につなげる。

加えて、TSUTAYAで書店を運営しているノウハウを活用し、書店運営における作業の効率化、適正化、標準化をはじめ、チームビルディングやエンゲージメント向上まで幅広く支援することで、店舗収益改善につなげるという。また店舗運営に必要な備品や消耗品、独自ECサイト「JSSマーケットプレイス」を通じて一元管理し提供することで、業務負担の軽減にもつなげることが可能だとした。

そのほか、店舗運営上のリスクを軽減する店舗監査代行や、TSUTAYAの独自求人メディア「お仕事発見T-SITE」活用した人材採用支援など、本部機能強化に必要な業務をサポートする。

また多店舗を展開される事業者に向けては、店舗指導を行うスーパーバイザー育成も行い、売上・利益の最大化につなげる知識とスキルの総合的な習得をサポートする。さらに、本部機能を強化する社内イベントの開催、運営も提供する。

CXは、2023年10月1日に社名を変更し、TSUTAYAのFC事業と卸事業を統合したCCCと日販GHDの共同事業会社となっている。