2012年2月16日9:00
米ルイジアナ州でプリペイドカードに税金還付をするサービスをはじめた。
そのなかにはなんと3万ドルの残高があるプリペイドカードを受取った人もいる。37人もいたのだ。
7,000ドルを超える税金還付をもらった人は、ルイジアナ州で1%弱だという。
プリペイドカードの口座数は40,724口座。そのうち14,000枚のカードがアクティベートされた。
2月に入ってからわずかの日数で、13,500件のトランザクションがあり、取扱高は15,00万ドルになっている。
カードは郵送で送られるが、PINの設定などアクティベートしなければ使えない。有効期限は1年間。アクティベートせずそのままにしておくと、引き取り手のない財産として州財務局に没収される。
カード発行会社はチェイス。州政府はチェイスに委託手数料を払っていない。カード利用者に手数料を設定している。
チェイス以外のATM利用には1.5ドル。チェイス以外の銀行口座への振込みは75セントなど。
税金還付をプリペイドに移行することによって、州の経費節減と合理化に大きく貢献しているという。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。