2012年6月21日9:00
Googleウォレットのパートナーの1社、通信キャリアのスプリントがGoogleウォレットを使わず、独自サービスを考えていることがわかった。
米国モバイル決済ではAT&T、T-Mobile、Virizonの3社ジョイントベンチャーであるアイシス(isis)に対し、スプリントがGoogleと組んで戦うという構図だったが、スプリントが独自路線を選択したようだ。
スプリントが企画しているのが「タッチウォレット(Touch Wallet)」である。すでに銀行やサービスプロバイダーのシークエントソフトウェア(Sequent Software)と協業しているという。
スプリントは参加パートナーの管理や、セキュリティ対策、APIの配布方法、開発を自社でスピーディに決められるようになる。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。