2012年8月22日11:52
フェニックスソフトは、決済代行事業者のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)と連携し、フェニックスソフトの3Dゲーム開発用ライブラリ「Graphyte(グラファイト)」にSBPSの「オンライン決済ASP」を使った課金機能を追加し、2012年8月22日から提供を開始すると発表した。
「Graphyte」は、3Dゲームのクライアント開発に必要な機能を取りそろえたライブラリパッケージである。今回、SBPSの「オンライン決済ASP」と連携することにより、ゲーム開発者は「Graphyte」を利用して開発するゲームの中に、SBPSの提供する決済手段を導入することができる。また、決済機能専用のシステム開発や画面の用意などが不要になるため、開発コストと工数の削減により本業のゲーム開発に注力することが可能となる。
SBPSが提供する「オンライン決済ASP」は、「クレジットカード」「携帯キャリア決済(ソフトバンクモバイル、NTTドコモ、KDDI)」「Yahoo!ウォレット決済サービス」「プリペイドカード」など、多様な決済手段を選択し導入することができる。それぞれの決済手段を1つのインターフェースで提供しているため、簡単に接続することが可能だ。さらに、PC、スマートフォン、携帯電話など、デバイスごとの決済画面も用意している。
「Graphyte」は、マルチコア型ハードウェアをターゲットとした、3Dゲーム開発用ライブラリパッケージである。「Graphyte」を使うことで、自然な動きを伴う美麗な3Dインターフェースを簡単に構築できるという。また、シェーダー機能やモデル、アニメーションなどの描画システムのサポートはもちろん、システムレイヤー、数学レイヤーでの高速なライブラリを提供している。