2013年4月16日17:53
TSUTAYA.comとNTT東日本は、映像配信サービス「TSUTAYA TV」を利用できるスマートTV端末「TSUTAYA Stick」およびNTT東日本の「フレッツ光」の普及拡大を図ることを目的として相互に協力・提携することで合意したと発表した。
TSUTAYA.com が提供するネット宅配レンタル「TSUTAYA DISCAS」の会員数が、約 140 万人に迫るなど近年、好みのコンテンツをネットでレンタル視聴できるサービスへのニーズが高まっているが、通信を通じてコンテンツを配信するスマートTVサービスの普及に向けては、テレビのネット接続環境の構築、機器設定の煩雑さ、操作性の低さ、サービスによって決済手段がクレジットカードに限定されることなどの課題があったという。
このような背景を踏まえ、TSUTAYA.comが提供するTSUTAYA TVを家庭のテレビで視聴できるTSUTAYA Stickと、NTT東日本が提供するフレッツ光およびWi-Fi環境の構築をサポートするサービスや一括請求サービスを組み合わせて提供することで、スマートTV サービス導入の障壁となる、ネット接続環境、機器設定、操作性、決済手段等の各種課題を解決できる考え、提携に至ったそうだ。
具体的には、TSUTAYA.comはHD画質の映像コンテンツの提供、フレッツ光とTSUTAYA Stickのセット販売を行う。一方、NTT東日本は、フレッツ光回線の提供、TSUTAYA Stickの販売、設定サポートなどに加え、フレッツ・まとめて支払サービスにより、TSUTAYA TVの利用料金をフレッツ光の利用料金と一括で支払うことが可能になる予定だ。