2013年9月5日21:21
凸版印刷は、JX日鉱日石エネルギーが提供する「ENEOS Tカード」の、ENEOSサービスステーション店頭における申込受付において、タブレット端末でのタッチペンによるデジタル申込システムの提供を2013年9月上旬より開始すると発表した。
今回、申込受付の仕組みとして、凸版印刷のペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」が採用されている。Tポイント提携先の店頭におけるタブレット端末によるTカードの申込手続きは全国初となる。JX日鉱日石エネルギーは、2013年9月までに全国約1,000箇所のサービスステーションで同サービスの導入を予定している。
従来、ENEOS Tカードの申込では、利用者が店頭でカードを受領し、カードと一緒に受け取った申込書に必要事項を記入して郵送するか、帰宅後に自身がWEBサイトにアクセスして「Tカード」の会員情報を登録する必要があったという。
今回、同システムの導入で、利用者はタブレット端末上のタッチペン操作による選択入力と手書き文字入力(文字認識エンジンによるテキストデータ化)を行うだけで、申込をその場で完結することが可能となった。利用者が迷わずミスなく入力できるインターフェイスと入力補助機能により、約5分程度で申込手続きが完了するそうだ。
また、その場で申込受付が完了するメリットだけではなく、従来の申込書への記入による受付業務で発生していた記入不備チェック等が不要となり、タブレット端末からのデータ伝送により、Tカードの会員システムへの本登録完了までの期間短縮も可能となる。