2013年9月19日9:00
iPhoneの新バージョン5Sには、NFCチップがつかない。やはり、NFCは次期尚早とみているようだ。
先日リリースされたPayPalのウォレットやビーコンは、NFCを使わないモバイル決済だ。オンラインでもインストアでも利用可能。事前予約やテーブル決済、後払い決済までも可能にした。
ほとんど使われないモノ(NFCなど)にコストをかけるより、顧客の利便性向上にAppleは注力している。新バージョンには利用者の関心が高いセキュリティを重視。指紋認証を導入した。
いままではパスワードでロックを解除していたが、指紋のスキャンで解除する。iTunesでの購入もパスワード入力なしに指紋で認証する。
いちいちパスワードを入力するのはめんどうだ。ワンクリック減らすだけで、オンラインショッピングの購入率がアップするように、パスワード入力をなくせば、利用者のストレスは減る。なおかつ指紋認証で、今まで以上にセキュリティが強化される。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。