2013年10月1日16:13
ジェーシービー(JCB)は、このほど新たにプリペイド事業に参入し、2013年10月1日から、「JCB PREPAID CARD(JCBプリペイドカード)」の発行を開始すると発表した。
JCBプリペイドカードは、JCBプリペイドカード加盟店にて、購入またはチャージした金額を上限に利用できる。当初の加盟店は、エディオン・小田急百貨店・上新電機・髙島屋・三越伊勢丹グループ・眼鏡市場など、国内約2,300店舗から開始し、順次拡大する予定だ。また、2014年1月を目途に、インターネット上の加盟店での利用も順次開始予定となっている。
同カードは、個人情報を保有しない無記名発行のため、誰でも利用可能だ。入金額は、800円(500円)、1,300円(1,000円)、3,300円(3,000円)、5,300円(5,000円)、1万300円(1万円)、2万300円(2万円)の6種類を用意。贈答用の包装(一部有料)や贈り先への直接発送などにも対応している。
さらに、手持ちのJCBカードからチャージ(1,000円単位、1回あたりのチャージ限度額 2万9,000円)することにより、繰り返し利用可能だ。チャージ時にはチャージ金額の1%のボーナスバリューが付与される。今後は、銀行口座チャージ、Webコンビニチャージも順次追加する予定だ。
有効期間は、発行時・利用時・チャージ時のいずれか遅い日から5年間となる。
サーバー管理型・全件オンライン取引のプリペイド決済ネットワークを新規構築することにより、バリューを即時で加減算することができる。今後は加盟店を順次拡大していくとともに、コンビニエンスストアやJCBギフトカードの委託販売店等店舗での販売、チャージ方法の拡大などを行っていく。また、プリペイドカードを発行したい事業者のサポートや業務の受託なども検討するという。