2014年1月25日9:00
2013年末におきたターゲットのカード情報盗難。実はターゲットだけでなく、ニーマンマーカスも同時期にハッキングされたことがわかった。
ニーマンマーカスは2014年1月にはいってから、小売システムのカードデータへ不正アクセスがあったと発表した。どれだけのカードが被害にあったのかは未発表だ。
ロイター通信によると、ハッキングされた米国大手小売はこれにとどまらず、少なくとも3件あると伝えている。いずれもPOSシステムに仕掛けた罠にはまったらしい。
カード発行会社は、加盟店である大手小売に損害賠償を要求しようとしている。が、ことがここまで拡大すると、国際ブランドが主体となって、全関与者にセキュリティシステムの再構築をうながす必要がでてきた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。