2015年12月10日22:06
凸版印刷は、環境保全活動に貢献できる「どんぐりポイント制度」に参加し、まずは自社の販促ツールに「どんぐりポイント」を付与する取り組みを開始した。これにより、CO2排出量の削減・埋め合わせだけでなく、生物多様性などの環境保全にも貢献するという。
今後は、顧客の商業印刷物や出版物、一般証券印刷物において、どんぐりポイント制度への申請支援までを含めたワンストップ支援体制の構築を目指す。
「どんぐりポイント制度」は、低炭素製品の普及を促し、社会全体のCO2排出量の削減を目的とした経済産業省の取り組みの1つとなる。カーボン・オフセットによってCO2排出量を相殺した製品・サービスに「どんぐりポイント」を付与し、ポイントに見合う金額を環境保護団体に寄付することで環境保全活動に貢献する制度となる。
凸版印刷は、CO2排出量の削減の取り組みの1つとして、2012年に民間企業で初めて「CFPシステム認証」を取得し、昨年度には印刷物や出版物向けに、カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット制度に対応するワンストップサービスを提供している。