2010年9月25日9:00
小銭のキャッシュレス化を推進するUSAテクノロジーは、8月の取扱高が830万ドルになったと発表した。昨年の8月と比較すると72%の伸び。
USAテクノロジーの主力分野は、自動販売機やガスPOSのカード決済。小銭も貯まれば山となる。
8月の取扱件数は460万件だから、1件あたりの金額はわずか1.8ドルだ。8月の数字を年換算すると、約1億ドルの取扱高になる。
小銭のキャッシュレス化は継続拡大している。9月2日には1日の取扱件数が20万件を超えた。
顧客数は昨年が525社で、コネクション台数は52,000件。それが今年は1,050社の顧客で、82,000件のコネクション台数となっている。
USAテクノロジーは自動販売機などのキャッシュレス化が、ティッピングポイントを超えたとみている。これからは小銭のキャッシュレス化が急上昇しそうだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。