2018年4月6日7:30
楽天と楽天データマーケティングは、2018年4月5日、位置情報を活用した広告配信によりオフラインでのユーザー行動を効果測定することができるO2Oマーケティングソリューション「RMP(Rakuten Marketing Platform) – Go! Spot」の提供を開始した。
「RMP – Go! Spot」は、楽天会員IDに基づくさまざまなチャネルやデータを活用し、位置情報によるユーザーへの広告配信を通じた店頭送客プロモーションの実施と来店者数など実際のデータによるプロモーション効果の測定を可能にする。
楽天グループが提供するスマートフォン向けおこづかいアプリ「Super Point Screen」、来店ポイントアプリ「楽天チェック」それぞれで得られる顧客行動などのデータを分析することで、プロモーション施策の実施だけでなく、オフラインでのユーザーの行動を理解し、O2Oマーケティングの向上に役立てることができるという。
ダスキンが運営する「ミスタードーナツ」の新商品プロモーションで実施した先行のトライアルでは、新商品の広告を「Super Point Screen(スーパーポイントスクリーン)」でユーザーの位置情報に基づいて配信し、従来よりも効率的な集客効果を実現したそうだ。
また今回のプロモーションでは、「ミスタードーナツ」が共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の加盟店舗でもあることから、「楽天ポイントカード」を活用したデータ分析も実施した。今後、来店促進に加えて店頭購買を促進するプロモーションや分析を組み合わせることで、より統合的なO2Oマーケティングソリューションの実現に向けて機能を拡充していく予定だ。