2018年8月20日19:52
ジェーシービー(JCB)は広島電鉄に対して、広島電鉄社員向けに喫食機会の利便性向上を図るため、JCBが発行する非接触決済「QUICPay(クイックペイ)」をベースにした「広島電鉄社員向け喫食用ICカード」を発行し、2018年8月20日より社内喫食精算サービスを開始すると発表した。
広島電鉄では従業員に対して、利用車から預かる運賃と私的現金との混同を避けるため、勤務中は私的現金やクレジットカード・電子マネーなどの所持を禁止している。そのため広島電鉄では、自社社員証(磁気カード)に決済機能を付与し、社員食堂にて決済環境を整備し、勤務時間中の喫食機会を提供してきたが、一部営業所では環境が十分に整っていなかったそうだ。
今回、JCBの「QUICPay」をベースに、新たな「広島電鉄喫食用ICカード」を開発。汎用的な決済の仕組みを活用することで、社員食堂に加えて、自動販売機、近隣のスーパーやコンビニでも決済ができるようになり、広島電鉄社員の福利厚生・利便性の向上を同時に実現したという。