2010年10月27日11:02
アイピーキューブは10月27日、認証セキュリティを強化するためのワンタイムパスワード製品「AuthWay」のアプライアンス版とソフトウェア版を発表した。AuthWayは、ワンタイムパスワードの業界標準「OATH」に準拠したワンタイムパスワード認証サーバ製品で、アプライアンス版とソフトウェア版の2つの形態で提供する。AuthWayと使い捨てのワンタイムパスワードトークンを組み合わせることにより、2要素認証を実現することができる。
AuthWayは導入コストが安価であり、OATH準拠の複数ベンダのトークンが利用可能である。現在利用可能なトークンはSecureOTP(トッパンフォームズ社製のカード型トークン)、eToken PASS(日本セーフネット社製のハードウェアトークン)、c200(飛天ジャパン社製のハードウェアトークン)、iPhone用ソフトウェアトークン、Android用ソフトウェアトークン(12月リリース予定)となる。
販売価格はアプライアンス製品が25ユーザライセンスで98万円(税抜)から、ソフトウェア製品が25ユーザライセンスで40万円(税抜)から、ハードウェアトークンが1,980円/個(税抜)からとなっている。なお、ソフトウェアトークンのiPhone用、Android用は無料となっている。