2019年6月26日18:50
京浜急行電鉄は、2019年7月1日から平日朝ラッシュ時間帯における、快特や特急列車の混雑緩和を目的としたポイント付与アプリ「KQスタんぽ」を活用したサービスを開始すると発表した。
これは、混雑度合の高い特急列車等に普段乗車した人が、平日7:30~9:00の上り平和島駅~品川駅間において、比較的混雑度合の低い普通列車に乗車した京急プレミアポイントカード等を保有する人にポイントを付与し、普通列車への乗車を推奨することで、保育園の預かり時間や仕事(朝礼・会議)等の関係により、数時間単位で「通勤時間をズラす“オフピーク通勤”」が難しい人に快適通勤に向けた新しい提案をするとともに、特急列車等の混雑緩和を推進するために実施するするものだとしている。
「KQスタんぽ」は、普通列車走行中に車掌がタブレットを操作し、自動車内放送を実施時に、人間の耳ではほぼ聞き取れない非可聴音(ヤマハが開発したSoundUD音声トリガー技術「TypeB」を使用した音声信号)も同時に流し、実際に対象列車に乗車している人が「KQスタんぽ」を操作し、その非可聴音を認識することでポイント付与される日本初の仕組みであるそうだ。