2019年9月4日18:40
KNT-CTホールディングスは、スマートフォンでフリーマーケット(フリマ)の利用ができるフリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリ、および「メルカリ」を使った決済サービスを提供するメルペイと、相互の市場(マーケット)の新規開拓・拡大と旅行消費の喚起に向けた新たなマーケティングプログラムを共同で展開すると発表した。
具体的に、KNT-CTの顧客に「メルカリ」に不要品を出品してもらい、その売り上げで旅行商品を購入してもらうという。売上金は「メルカリ」で利用できるスマホ決済サービス「メルペイ」を通して旅行商品の購入などに利用可能だ。
KNT-CTのグループ会社であるクラブツーリズムの顧客向けに「メルカリ教室」を実施。メルカリ教室とは「メルカリ」のアカウント登録から実際の出品までを体験するワークショップ形式のセミナーとなる。クラブツーリズムは主に50代以上のアクティブな顧客が多く、スマートフォン操作や出品手順などを実践しながら案内する。また、「終活」「生前整理」は顧客にとって大きな関心ごとでもある場合も多く、「捨てるしかないと思っていたものが誰かの必要品になる」という喜びが体験価値になることも期待されるとしている。
さらに、近畿日本ツーリストの店舗へ「メルペイ」決済サービスを導入する。第一弾として、2019年10月から、KNT-CTのグループ会社である近畿日本ツーリストの首都圏、関西、中部エリアの直営店舗への導入を予定している。店舗にあるタブレットでお客様の提示したQRコードを読み込み、旅行商品を購入してもらう。また、「メルペイ」で支払うと受けられるお得な特典やサービスも検討していく。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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