2020年3月20日9:00
中国で発生した新型コロナウィルスが世界的に拡散し、パンデミックの様相を呈してきた。3月10日の株式市場は前週末比2,013ドル安という過去最大の下げ幅となった。
株式下落率が7%を超えたため、売買を一時中断するサーキットブレーカーが発動されるという事態にもなった。
この制度は2010年に米国株が瞬間的に1,000ドルほど下げた時に、それを防げなかったことで改正されたが、新制度下で初となる発動となった。それほど急激な売りとなった。
原油価格の急落は要因のひとつだが、大元はコロナ・ショックの影響だ。