2011年7月13日16:14
ブリヂストンスポーツ(BSP)と、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、Tポイントサービス導入に関する業務提携に合意し、2011年9月9日にBSPが発売するゴルフボール「SUPER NEWING」を対象に、ゴルフ用品メーカーでは初めてとなるTポイントサービスを開始すると発表した。なお同提携は、CCCが2010年から主催する国内女子ゴルフトーナメント「T ポイントレディス ゴルフトーナメント」において、競技運営をBSPが携わるようになったことが契機となった。
今回のTポイントサービスの対象商品は、2011年9月9日発売のゴルフボール「SUPER NEWING」となり、対象商品を購入し顧客は、専用Webサイトから申請することでTポイントを貯めることができる。貯めたTポイントは、TSUTAYAやファミリーマート、ガストなど全国69社約3万5,000店舗の店頭やインターネットサービスなどで利用することが可能だ。
日本生産性本部の「レジャー白書2010」によると、ゴルフ人口の21.8%は50 代、27.3%が60代以上と、余暇を楽しむ団塊世代が高い割合を占める一方で、昨今の若いプロゴルファーの活躍もあり、20代や30代などの世代層へもゴルフ人口が広がりを見せはじめている。またCCCが展開するTポイントサービスは、会員数が日本の総人口の29.3%にあたる3,757万人となり、20代では63.0%、30代では52.0%が利用する共通ポイントサービスへと拡大している。
BSPは対象商品を購入する顧客に新しいサービスを提供することで、新しい顧客層の開拓、マーケティングの強化、ゴルフ市場の拡大を期待する。さらに今後CCCと協調し、新しいサービス、ビジネスモデルの構築による付加価値の拡大を目指す。同社ではTポイントサービス対象商品は随時拡大を検討していく。
CCCは、今回のBSPとの取り組みにより、ゴルフ商品を購入する50代、60代以上の顧客へより直接的にTポイントサービスの認知を高めることが可能となり、さらなる新規会員獲得やTポイント流通量の拡大を図る。またゴルフ用品以外のスポーツ用品へのTポイントサービス導入を拡げていきたいとしている。