2016年3月1日18:02
楽天は、出版取次会社の大阪屋と提携し、今春から大阪屋の取引書店で「楽天ポイントカード」が利用可能になると発表した。
大阪屋は、全国約1,600店舗の書店と取引を行う出版取次。今回の提携により、大阪屋が今春をめどに新たに提供を開始する、パソコンを利用したPOS(販売時点情報管理システム)端末を導入する取引先書店は順次、「楽天ポイントカード」の加盟店として同サービスの提供が可能となる。これにより顧客は、書籍をはじめとする販売商品の購入時に、「楽天ポイントカード」を提示することで、楽天グループの各種サービスで使える「楽天スーパーポイント」を貯めたり、同ポイントを支払いに使ったりすることができるようになる。ポイント付与は購入金額100円(税込)に対して1ポイント、利用は対象商品の支払い時に1ポイント1円相当として使うことができる。
大阪屋は、2015年5月から取引書店約20店舗で、「楽天ポイントカード」の試験導入を実施。このほど、「楽天ポイントカード」対応機能が実装されたPOS端末の開発により、より多くの書店が、POS端末と共通ポイントカードサービスを経済的に一括導入できるようになる。