2010年10月21日13:26
沖電気工業(OKI)は10月21日、航空会社各社の国際線の搭乗手続きを1台の端末で行う共通自動チェックイン機である情報KIOSK端末「SUKIT(スキット)」を羽田空港の新国際線旅客ターミナルビルに40台納入したと発表した。共通自動チェックインシステムは、ARINC Incorporated,(ARINC)が、就航する航空各社の操作画面などのアプリケーションをSUKIT上で稼動するようにシステム構築しているという。
SUKITは、操作に必要なすべてのデバイスを利用者の正面に集め、ランプによる操作ガイダンスを行うなどの特長がある。東京国際空港ターミナルでは、国際線のチェックインに必要なパスポートリーダや2次元バーコートリーダ、搭乗券プリンタなどのデバイスを備えていることに加え、操作性やデザイン面での配慮などを評価し、採用を決定したという。
SUKITは新国際線旅客ターミナルビル3階の「チェックインカウンター」に設置。利用可能な航空会社は、ANA、JALのほか、TIATへ就航する海外のエアライン数社になるという。同ターミナルの利用者はSUKITを利用することにより、航空各社のホームページや旅行会社などで予約した情報をもとに、マイレージカードや2次元バーコードとパスポートをかざすだけで、簡単に搭乗手続きを行うことが可能となる。