TradeWaltzと貨物保険システムの連携開始(東京海上日動火災保険)

2023年9月4日18:35

東京海上日動火災保険は、貿易業務におけるDXを推進するために、同社が出資するトレードワルツが運営する貿易プラットフォーム「TradeWaltz」と連動した、貨物保険の申し込みや保険証券の発行に関する新しいサービスを開始した。

貿易業務に付随する手作業での書類作成や整合性の確認作業等には、多大なロードやコストがかかっており、貿易業務におけるDX推進は業務効率化に向けた課題の1つとなっているそうだ。

以前より、輸出入貨物にかける外航貨物海上保険の申し込みについては、インボイス(商業送り状)や運送書類などをもとに、利用者自身が保険の申し込みに必要な情報を同社システムなどに転記のうえ同社に送信している。その後、同社は申し込みされた情報をもとに発行した保険証券を、紙やPDFの形態で利用者にとどけている。

今回、同社はトレードワルツと協力して、同社が運営する貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」と同社システムを相互に連動するシステムを開発。これにより、同社は保険証券をデジタルデータとして利用者に送ることができ、年内には利用者の保険申し込みに必要な情報の入力を省力化することも可能とする予定だ。

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ペイメントナビ編集部

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