2024年2月16日17:30
みんなの銀行は、アイリッジが提供するアプリビジネスパートナープログラム「APPBOX(アップボックス)パートナープログラム」に参画することを決定したと発表した。
「APPBOXパートナープログラム」は、アイリッジのアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」との連携により、アプリビジネスやデジタルマーケティングの加速・拡大が期待できる企業を対象にしたプログラムだ。
パートナーには、システム連携によりAPPBOX単体では対応できない機能拡張を実現する「ソリューションパートナー」、自社のクライアントへの提案にAPPBOXを活用する「コンサルティングパートナー」、ソリューション/コンサルティングいずれかでのパートナー連携に向けて準備中の「アクセラレーター」の3種類があり、みんなの銀行は「アクセラレーター」として参画する。
近年、欧米諸国では金融機関ではない非金融事業者が、自社のサービスのなかに金融機能を組み込んでサービスを提供する流れが盛んになっており、日本国内においても新たなビジネス機会と捉える企業が増えてきている。
みんなの銀行のBaaS事業では、2022年11月から参照系APIの外部提供を、2023年5月から更新系APIの外部提供を開始し、すでに5社とAPI連携を開始している。みんなの銀行の金融サービス・機能をAPIを通じて事業者に提供することで、その先にいるサービス利用者に新たな価値を提供しているそうだ。
今回のアイリッジの提供する「APPBOXパートナープログラム」への参画は、アイリッジの提供する「APPBOX」の導入企業にみんなの銀行の更新系APIの外部提供に関する共同提案をすることや、「APPBOX」の標準機能として更新系APIを外部提供することについて検討を行うものだ。
これによって、双方の利用者にとって新たな価値あるサービス提供の実現とBaaS事業の拡大を目指す。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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