住宅ローン手続きをDX化する「かんたん住宅ローン」リリース(住信SBIネット銀行)

2024年4月12日16:30

住信SBIネット銀行は、住宅ローンの申込から実行までの手続きをDX化し、利用者・不動産事業者・住信SBIネット銀行(銀行代理業者を含む)の3者をつなぐB to B to C デジタルプラットフォーム「かんたん住宅ローン」を2024年5月下旬にリリースする。

住宅ローンに関わるステークホルダーをつなぐデジタルプラットフォーム「かんたん住宅ローン」(住信SBIネット銀行)

金融機関をふくむ住宅ローン手続きに関わるステークホルダーがワンプラットフォームでコミュニケーションを取りながら手続きを完全オンラインで行えるのは、邦銀初の取り組みだという。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、商品性に加え、AI審査の導入など、融資判断の迅速化に積極的に取り組んでいる。その結果、2023年10月には住宅ローン取扱額10兆円を突破し、2023年度の新規実行額は1兆4,852億円となる。

このほど、オペレーションレスの世界の実現を目指し、スピード・コスト・コミュニケーションの質の圧倒的な向上を実現すべく、利用者や・不動産事業者・金融機関が住宅ローン申込にかかる相談や手続きを行うことのできるB to B to Cプラットフォーム「かんたん住宅ローン」を自社にて企画・開発し、提供することとなった。

従来の住宅ローンは、申込書類の記入や郵送・審査状況の確認のための電話でのやりとりなどの手続きが必要で、利用者および不動産事業者にとって負荷が大きかったという。

今回、「かんたん住宅ローン」で従来のオフラインでの申込手続きプロセスをDX化することにより、事前検証において審査スピード約2倍、コストは約1/2と大幅に改善が見られるなど、申込手続きの迅速化および審査負荷の軽減・コスト効率の向上を実現することが見込まれる。

なお、2024年5月下旬(予定)リリース時は、住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンを取扱う一部店舗にて提供を開始する。今後は、同プラットフォームを利用者・不動産事業者への提供を積極的に拡大、継続的に機能拡張を実施していく予定だという。

この記事の著者

financenews

Finance News Navi編集部

金融分野(銀行、投資、証券、保険)のテクノロジー、マーケティング、最新動向の啓蒙ポータルサイト

関連記事

ファイナンスニュース最新情報

ペイメントニュース最新情報

PAGE TOP