「八丈島公式観光アプリ」および「データ利活用基盤」導入(みずほ等)

2024年7月12日19:50

みずほフィナンシャルグループの子会社であるみずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ、および東京都八丈町は、このほど、八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化推進の一環として、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、DearOne、バリーズとともに、八丈町の持続可能な地域経済の創出を目的に、観光DXの一環として「八丈島公式観光アプリ」および「データ利活用基盤」を導入した。

「八丈島公式観光アプリ」の画面イメージ(みずほ等)

同事業は、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の枠組みを用いて、デジタル技術やデータ利活用により、地域の魅力創出・発信と地域経済の活性化を狙いとするもの。

みずほは、八丈島内唯一のメガバンクグループとして、デジタルテクノロジー等の社会実装を通じて地域課題の解決を図る「スマートアイランド化」の実現に向けて、みずほの持つ金融やデジタルテクノロジーに関する知見・ノウハウを活用し、行政のデジタル化などさまざまな取り組みを推進している。

今回、八丈町の主要産業の1つである観光業のさらなる活性化を図るために、また、行政運営の高度化として、データを活用した政策立案・実行・評価・改善の仕組み、いわゆるEvidence Based Policy Making(EBPM)の環境整備を目的として、「八丈島公式観光アプリ」および「データ利活用基盤」の導入に至った。

なお、同事業では、アプリ等のデジタル技術の導入に加え、八丈島の魅力の再発見・創造においても、サステナビリティやデジタルマーケティングなどの知見を活かしていく。従来、八丈町における観光は、団体客の受け入れを中心に堅調に推移していたが、観光業のさらなる発展に向け、個人客の戦略的誘致を積極的に図る観点から、まずは観光消費意欲の高いミレニアル世代女性をメインに情報発信等の各種施策を展開するそうだ。

各社の役割として、みずほ銀行、みずほリサーチ&テクノロジーズが 同事業構築・実施に係る全体支援(八丈町の運用支援含む)、 スマートアイランド化に向けた他の施策との各種調整、八丈町が 観光コンテンツ創出に向けた各種協力、•行政運営高度化に向けた知見の提供、NTT Com が DearOneと連携した「八丈島公式観光アプリ」の開発、および「データ利活用基盤」の開発、DearOne がNTT Comと連携した「八丈島公式観光アプリ」の開発、バリーズが 女子旅マーケティングの知見を活かした観光コンテンツの制作となる。

この記事の著者

financenews

Finance News Navi編集部

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