2024年8月28日16:30
DTSは、国内中堅金融機関をターゲットにAML(Anti-Money Laundering、マネー・ローンダリング対策)ケース管理ツールを2024年9月1日から提供開始すると発表した。
近年、国内の金融機関ではAML業務をサポートするシステムの高度化が進んでいる。しかし中堅金融機関においては、コストがネックとなり抽出された疑わしい取引のケース管理のシステム化が進まず、オペレーションの属人化による業務負荷の増加が課題となっているそうだ。
DTSでは銀行・証券・仮想通貨・生命保険等への AML/CFT 製品導入の実績とノウハウを活用し、新たにAMLケース管理ツールソリューションを開発した。DTSは、中堅金融機関のAML業務における疑わしい取引のケース管理の効率化・堅牢化を実現し、今後の FATF 第5次審査に向けて、金融のさまざまな業態のAML業務の高度化・効率化につなげるそうだ。
DTSは大手金融機関向け取引モニタリングシステムとして、統合AMLパッケージソフト「 AMLion(アムリオン)」の取引モニタリング機能 (TMS)とケース管理機能(CMT)を提供し金融庁マネロンガイドラインの充足を支援しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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