九州の生産者・事業者を応援する「未来共栄プロジェクト」開始(博多大丸/フィナンシェ)

2023年12月19日14:45

J.フロントリテイリンググループの博多大丸(福岡県福岡市)が展開する「九州探検隊」は、ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を提供するフィナンシェとの連携による「未来共栄プロジェクト」を始動すると発表した。

九州エリア内の生産者・事業者を応援する「未来共栄プロジェクト」(博多大丸/フィナンシェ)

第1弾企画として、宮崎県を拠点にチョウザメ養殖とキャビア製品事業を展開するキャビア王国(宮崎県児湯郡都農町)がサポーター募集を開始する。「キャビア王国」を皮切りに、九州エリアの特産品・名産品に焦点を当てたプロジェクトを順次公開し、中期的には九州探検隊自体のプロジェクトの開設も計画している。

トークン発行型クラウドファンディングは、生産者・事業者(オーナー)の発行する「トークン」を支援者(サポーター)が購入・保有することで、プロジェクトを直接かつ継続的に応援できる仕組みだ。

トークンを保有しているサポーターは、トークン保有者限定でのコミュニケーション・投票機能を使ったプロジェクトの意思決定への参加などで、プロジェクトの成長をオーナーと一緒に体験できる。また、トークン保有条件に応じた特典も受けられるそうだ。

トークンはFiNANCiE上でいつでも売買することができ、トークンの需要に応じてトークン自体の価値が変動する特性を持っている。オーナーの活動やサポーターの支援でプロジェクトが注目を集め、トークンを購入したい人が増える(需要が高まる)ことで、トークン価値向上の可能性も生まれるそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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