アート引越センターのDXパートナーとして業務改革推進(ギブリー)

2024年3月13日20:45

ギブリーは、アート引越センターのDXパートナーとして、2024年3月13日スタートの利用者向け新サービス企画・開発および業務改革を推進したと発表した。

見積書・領収証等を全面的にデジタル化/顧客窓口のCX向上を推進(ギブリー)

アート引越センターとギブリーは、2020年にオンライン見積りサービス「ミライ」、2023年に利用者向けマイページサービス「引越マイページ」の共同開発を進め、LINE公式アカウントとWebブラウザ環境を横断したサービス提供を包括的に支援してきた。このほど3月13日より、引越マイページ上で新規開設する、①見積書・領収証などを電子化し、まとめて確認できる「マイポケット」、②新生活に役立つおトクな情報を届ける「インフォメール」、③引越マイページ専用のお問合せフォーム、という3サービスを共同開発し、提供開始する。

同サービスの開発基盤は、ギブリーが有するマーケティングDX基盤「DECA Cloud(デカ・クラウド)」を活用しており、アート引越センターの利用者はLINE・スマホ・パソコンなどクロスチャネルでのサービス利用が可能だ。

引越サービスは利用者それぞれの生活環境や希望により、サービス内容が異なる。また引越し前/後など利用段階によっても、要望が変化する。そのため料金見積りやサービス提供のプロセスが複雑で自動化が難しく、DXが進みにくい業務だという。

今回のプロジェクトでは、アート引越センターの個人向け引越サービスについて、現状の業務フローの棚卸しからはじまり、要件定義、機能開発まで一連のプロセスを約1年かけて推進したという。

 今回サービス提供を開始する「引越マイページ」上の新機能「マイポケット」は、電子化した見積書・領収証を利用者が手持ちのスマートフォン・パソコンを通じて、いつでもまとめて確認することができるようにした。

 アート引越センターでは、以前からコールセンターへの問合せ入電数が多く、受付後、担当部署に入電内容を連携し対応するまでのリードタイムが発生していた。「引越マイページ専用 お問合せフォーム」は、利用者を待たせすることなく問合せにスムーズに対応するため、新規開発したサービスだ。ワークフローの棚卸し、プロセスの見直しを行い、削減可能な工程を省いたシンプルな問合せシステムを構築することで、よりスピーディーな問合せ対応を実現したという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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