顧客体験のさらなる向上を目指すパートナーシップ契約へ(楽天グループ/日本ロレアル)

2024年11月21 日7:15

楽天グループと日本ロレアルは、ビューティ領域において、顧客体験のさらなる向上を目指すパートナーシップ契約の締結に向けて協議を開始することに合意した。

写真左より、ニコラ・イエロニムス氏(ロレアルグループ 最高経営責任者)、三木谷 浩史氏(楽天グループ 代表取締役会長兼社長)(楽天グループ/日本ロレアル)

両社は今後、楽天のEコマースやモバイル、フィンテックなどさまざまなサービスと1億以上の楽天会員を中心に形成される「楽天エコシステム」を活用したマーケティングデータや独自のAI技術、ロレアルグループが展開する最先端のビューティテックを軸に、それらを組み合わせパーソナライズされたビューティソリューションの提供について協議を進める予定だ。具体的には、AI等を用いて楽天ユーザーの属性情報を4,000以上に分類したデータベース「Rakuten CustomerDNA」や、ビッグデータを分析して消費行動を理解するAIエージェント「Rakuten AIris」による消費行動分析データを活用した新しい検索広告やディスプレイ広告の開発を行う。また、ロレアルの生成AIビューティコンテンツラボ「CREAITECH」(クリエイテック)とパーソナルビューティアシスタント「Beauty Genius」(ビューティ ジーニアス)の連携などにより、パーソナライズされたUI/UXの提供など、顧客体験のさらなる向上を通じて、すべての人々に最適な美を提供していくそうだ。

両社は、パーソナライズされたビューティソリューションをユーザーごとに提供することで、ビューティ領域において顧客体験のさらなる向上を目指し、相互の強みを生かし新たな価値の創出を図っていきたいとしている。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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