地域経済活性化など7項目で連携(楽天グループ/下呂市)

2025年1月15日8:20

楽天グループと岐阜県下呂市は、2025年1月14日、特産品振興を通じた地域経済活性化などの7項目において、事業連携協定を締結した。

楽天と下呂市はこれまでも、楽天が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」への市内宿泊施設の掲載と予約推進など、観光を軸とした地域経済活性化に共に取り組んできた。両者は、同協定を通じて、商工分野における連携にも取り組み、特産品の振興を通じた地域の持続的な成長と発展を目指す。

同協定に基づき、楽天と下呂市は、①下呂市内のJR駅を中心とした市街地の賑わい創出に関すること、②越境ECを活用した下呂市産品の認知拡大と販売促進に関すること、③ECを活用した下呂市産品の認知拡大と販売促進に関すること、④地域商社の設立に伴うEC運営支援に関すること、⑤市内事業者のEC利活用促進と人材の育成に関すること、⑥新たな下呂市産品の発掘と開発に関すること、⑦その他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること、という7項目に取り組む。

具体的には、地域商社の設立支援や市内の事業者を対象としたECセミナーの開催により、EC事業の人材確保と販売力強化および地域事業間コミュニティーの形成などに取り組む。また、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」に下呂市産品のアンテナショップを開設することに加えて、海外でも下呂市産品の認知拡大と販売促進を図り、越境EC施策を実施するなど、幅広く商業振興に取り組むという。さらに、「楽天市場」と下呂市の市街地にある店舗が連動したOMO施策を実施し、相互送客を図るという。

この記事の著者

paymentnavilogo1

ペイメントナビ編集部

カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト

関連記事

ニューリテイルナビ最新情報

ペイメントニュース最新情報

PAGE TOP