金額や配達距離、需要に応じたダイナミックプライシングを導入(出前館)

2025年3月18日9:04

出前館は、運営するデリバリーサービス「出前館」において、送料変動価格制(ダイナミックプライシング)を2025年3月18日より導入した。

出前館ではこれまで、配達機能を持たない飲食店の代わりに出前館が配達を担うシェアリングデリバリーにおいて、1オーダーあたり420円を固定の基本送料としていた。今後の送料は、注文金額や配達距離、需給のバランス等を総合的に判断してオーダーごとに決定されるという。

これにより、従来よりもお得な送料になる注文が大幅に増え、よりリーズナブルなフードデリバリーサービスとして出前館を利用しやすくなる。また、複数の食事を一度に注文するファミリーの利用者や食事時のピークタイムを避けて注文する人には、さらにお得な送料で注文できる機会を提供することが可能だという(店舗や諸条件により異なる場合があり)。

なお、送料変動価格制が適用されるのは、「出前館がお届け」の表記のあるシェアリングデリバリー店舗で、そのほかの加盟店が届ける店舗においては、従来通りの固定送料(0円〜500円)が適用される。また、送料変動価格制の導入に伴い、従来申し受けてきた商品代金の合計が800円未満の場合の少額注文手数料(330円)を廃止し、シンプルでわかりやすい料金体系になるそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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