2020年12月14日17:42
八方尾根開発および白馬観光開発が運営する「白馬八方尾根スキー場」は、2020年12月15日より、パノラマコースのオープンを皮切りに2020-2021 冬季シーズンの営業を開始する。
新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない中で迎える今シーズンは、「密」を避けるために接触を避けてお得なリフト券を購入、引換えできるオンライン販売および自動発券機を導入するほか、ファミリーやスキー・スノーボード初心者でも利用できるエリア「なきやまスノーランド」を新設してスキー場内の人の分散を図って運営するそうだ。
白馬エリア最長の総滑走距離約23,000mを誇る「白馬八方尾根スキー場」は、1998年に開催された国際的な冬季スポーツ大会の会場として知られ、ファミリーやスキー・スノーボード初心者から超上級者向けの多彩なコースを備えている。
新型コロナウイルス感染予防対策として、白馬八方尾根スキー場は今シーズンより、オンラインチケットの促進や自動発券機の導入、さらに一部エリアの駐車場予約サービスを実施する。スキー場内3カ所のチケット売り場(国際、咲花、名木山スクール内)にスキーリゾート向け自動発券機「skiosk」(エスキオスク)を導入する。これにより、スキー場内に点在する全4カ所のチケット売り場のうち、半数以上において非接触の安全な環境の中、リフト券の引き換えを実現するという。
また、予めオンラインにてリフト券を購入し、決済完了時に発行されたQRコードを現地の端末にかざすことでリフト券が発券されるため、発券時の人との接触を避けられると同時に窓口の混雑緩和やキャッシュレス払いによる感染リスクの軽減を促進させる。国際チケット売り場および咲花チケット売り場では、チケット販売を完全無人化で運営する。
初回購入時に会員登録(必須)をすることで、次回以降は手元の使用済リフト券にチャージが可能となり、チケット売り場に並ぶことなくリフトへ直行できる。また、スキー場内に使用済リフト券回収ボックスを複数設置し、回収済のリフト券のデータを削除、消毒のうえ再利用することで資源を有効活用するそうだ。